「AI搭載」と書かれた新商品を見て、なんだかすごそうと期待して使ってみたら「あれ、思ってたのと違うな」となったこと、ありませんか。
僕自身、何度もこれをやらかしています。期待して導入してみて、思ったほどの働きをしてくれなくて、ちょっと肩透かしを食らう。今日はこの現象について、僕なりに考えていることを書きます。
期待して、ガッカリするのはあなただけじゃない
実はこの「期待しすぎてガッカリする」現象には名前がついています。新しい技術に対して人は期待値を上げすぎてしまい、実際に使ってみると「思っていたものと違う」「AIって自分で考えるんじゃないの?」と失望してしまう。この心理現象は昔から繰り返されてきました。
自動運転技術が登場した時も同じでした。「もう運転しなくていい未来がすぐ来る」と期待した人は多かったはずですが、実際にはまだまだ人間のサポートが必要で、現実とのギャップに戸惑った人も多かったと思います。
生成AIも同じ道をたどっています。「なんでも完璧にこなしてくれる魔法の道具」だと思って触ると、計算を間違えたり、知らないことを聞かれて的外れな答えを返してきたりして、「なんだ、大したことないな」と感じてしまう。
大丈夫、これは技術の欠陥というより「期待の設定」の問題です
ここで大事なのは、ガッカリした原因が必ずしもAIの性能不足だけではない、ということです。
多くの場合、「AIに何を期待するか」の設定がそもそもズレているんですよね。人間のように何でも自分で考えて完璧にこなしてくれる存在だと思っていたら、そりゃガッカリします。
でも、「決まった手順の作業を、疲れずに繰り返してくれる相棒」くらいの期待値にしておくと、印象はガラッと変わります。実際、単純な繰り返し作業や、文章の下書き、情報の整理などは、AIが得意とする領域です。
焦らなくていい。少しずつ「得意なこと」を見極めればいい
最初から完璧に使いこなそうとしなくて大丈夫です。
❶ まずは小さな作業(メールの下書き、議事録の整理など)から任せてみる
❷ 「思ってたのと違う」結果が出たら、それがAIの得意・不得意を知るヒントになる
❸ 得意な作業だけ、少しずつ任せる範囲を広げていく
この順番さえ守れば、過度な期待も、過度な失望もせずに、生成AIと付き合っていけると思います。
おわりに
「AI搭載だからすごいはず」という期待も、「結局大したことない」という失望も、どちらも少し極端です。
道具として何が得意で何が苦手かを、実際に触りながら見極めていく。それくらいのスタンスでちょうどいいんじゃないかなと僕は思っています🙌