COLUMN

ディープフェイクって結局何?経営者が知っておきたい最低限の話

目次
  1. ディープフェイクとは、そもそも何なのか
  2. なぜ経営者にとって他人事じゃないのか
  3. 今日からできる、身構えすぎない対策
  4. おわりに

「有名人が話している動画、実は偽物だった」というニュース、最近よく見かけるようになりました。これがいわゆる「ディープフェイク」です。

自分には関係ない話だと思われるかもしれませんが、実は中小企業の経営者にとっても、他人事ではないリスクになってきています。今日はこの話を、難しい技術の話を抜きにして整理します。

ディープフェイクとは、そもそも何なのか

ディープフェイクとは、AIの技術を使って、人の顔や声を非常にリアルに作り替えたり、なりすましたりするコンテンツのことです。

以前は「なんとなく違和感がある偽物」がほとんどでしたが、今の技術では見分けがつかないレベルのものも作れるようになっています。動画だけでなく、音声だけを使ったなりすましも増えてきました。

なぜ経営者にとって他人事じゃないのか

特に注意したいのが、次のようなケースです。

  • 経営者や役員の声を模倣し、経理担当者に「至急、この口座に振り込んで」と電話をかける詐欺

  • 会社の代表がまるで発言していないことを言っているかのような動画が拡散される

  • 取引先を装った偽の音声・映像でのやり取り

これらは海外ではすでに実際の被害事例が出ています。「うちは大企業じゃないから狙われない」とは、残念ながら言い切れない時代になってきました。

今日からできる、身構えすぎない対策

特別なセキュリティ投資をしなくても、意識だけで防げることがあります。

❶ 電話やメッセージだけでお金の話が動く時は、必ず別の手段(対面や別の連絡先)で本人確認をする

❷ 「いつもと違う言い回し」「妙に急かされる」といった違和感を大事にする

❸ 社内で「振込前には必ずダブルチェックする」というルールを、今のうちに決めておく

特に❸は、ディープフェイク対策というより、そもそもの詐欺対策として効果があります。技術がどれだけ進化しても、「お金が動く前に必ず確認する」という基本を守っていれば、被害を防げる可能性はぐっと高まります。

おわりに

ディープフェイクは怖い話ではありますが、必要以上に恐れる必要はありません。「そういうものがある」と知っておくこと、そして「お金が動く時は一呼吸置いて確認する」という習慣を持っておくこと。まずはこの2つだけで十分だと思います🙌

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